Amazon『ほしいものリスト』で個人情報を明かさず乞食する方法
突然ですが私、束子。今月27日に一つ老いまーす!! いえーーい(吐血)!!!
誕生日といえば、やっぱり欲しいのがプレゼント。自分が生まれた日に貰えるものって、些細な品でも嬉しかったりするんですよね。もちろん自分から自分に、ちょっと贅沢な一品を送っても良し。
そんな誕生日プレゼント。恥もプライドもなく言えば、アラサーな私も欲しい!ちょー欲しい!!
ということで作ったのがコチラ。
いろんなブログで見かける『ほしいものリスト』。見かける度に気になっていたのですが、この度、自分も物欲に駆られて作ってみました。プレゼントください。
ところで、この『ほしいものリスト』、設定に気をつけないと個人情報が丸分かりになってしまうんですね。私、初めて知りました。
今回は初めて『ほしいものリスト』を作る方、また既に作ってるけど個人情報を垂れ流している方向けに、個人情報をバラさずにAmazon『ほしいものリスト』でギフトを貰うための設定を解説したいと思います。
設定に戸惑った束子。の経験に基づいているので、この記事は初心者向け記事です。
基本中の基本、Amazonにユーザー登録しよう!
Amazonユーザーでなければ、『ほしいものリスト』は利用できません。まず登録しましょう。その後、『ほしいものリスト』を作成してください。
以降は、既にAmazonユーザーで『ほしいものリスト』作成済みを前提に解説します。
『ほしいものリスト』設定画面に行こう!
画像が非常に見にくくて申し訳ないのですが……ホーム画面の右端。赤丸のところをクリックして、
新たに出てきた同じく右端の丸、『リストの設定』をクリックします。
すると、画面の中心にこんな小窓が出てきます。次は右から2番目の項目『詳細を見る』をクリック、クリック♪
リストを詳細に設定する画面が、ドーンと出てきましたね? ここで、個人情報の漏洩をできるだけ回避します。
設定(最左側)の話
みなさん最左側は、以下のような設定になっていると思います。
もしユーザー登録を本名で行った場合、上の『受取人』名も本名になっていると思います。是非、ハンドルネームに変更しましょう。ここはギフトを贈る側が必ず目にする名前なので、双方のためにも隠すことが懸命です。
設定(右側……画面で言う所の真ん中)の話
ここで実際の配達先を設定します。個人情報を明かさずに乞食をする場合、ここをひと工夫するだけで漏洩を防げます。
『新規作成』欄に番号を振ったので、項目ごとに説明しますね。
1:氏名
いわゆる「受取人名」です。本名でユーザー登録をした人は、本名が自動的に入力されていると思います。氏名欄に入力した内容は問答無用で公に明かされてしまう部分です。つまり変更をしなかった場合は、送り主以外にも本名がばれてしまう可能性があるのです。
氏名欄はハンドルネームにしましょう。私は『きままりすと束子。』にしました。
2:郵便番号・都道府県・住所1
この3つは、正しい情報を入力しましょう。嘘をつくと、折角のギフトが届きません。
『住所1』には住所を最後まで(マンションなら部屋番号まで)入力してください。
3:『住所2』に受取人名(◯◯方)を記入する
「1:氏名」をハンドルネームにしてるので、『住所2』で実際の受取人の指定をしましょう。指定しないと、宅急便の人が「誰?」ってなります。
方法は簡単です。『住所2』で、「(本名)方」と打ち込むだけです。
「(本名)方」の意味ですが、「(本名)方」は住所の末尾に記入されるので必然的に「どこそこに住んでる(本名)の方に届けてね」という意味になります。なので、必ずしもフルネームを入れる必要はありません。でも、フルネームの方がトラブルなく済みます。
例えば、本名の『田中』名義でブログを書いていて、「1:氏名」欄を田中にしている場合。『住所2』欄が空欄でも荷物は届きます。ただ、宅配業者的には「どこそこに住んでいる田中」宛の配達なので、届け先で「田中の……誰? お父さん? お母さん? 子供?」となるわけです。
なので事前に「名前(例:花子)方」にしておくと、「どこそこに住んでる田中さん家の花子」宛と判断してくれます。さらに「フルネーム(例:田中花子)方」にしていれば、「どこそこに住んでいる田中さん家の田中花子」宛で、本人へ確実に届けてくれるのです。
近年は二世帯・三世帯家族も珍しくありませんし、ルームシェアも一般化されつつあります。届けてくれる方を配慮して「(フルネーム)方」の方が良いでしょう。
4:電話番号
必ず入力しましょう。入力しないと、保存できません。
5:第三者の出品の商品の発送同意書
この欄、パッと見てちょっと分かりにくいですよね?
どういうことかザックリ言うと、「Amazon以外の店からの出荷の場合、個人情報を譲渡しますよ」ということです。なんだ、大したことないじゃん! なんて考える人もいるかもしれません。売買には必要なんだから、当然じゃんって。
但し注意したいのが、この欄をチェックすることで、ギフトを贈る側に送信される「どこそこの(本名)宛に送ったよ!」という報告メールから個人情報がバレる可能性がウンと上がる点です。
「送ったよ!」というメールは、各会社によって送信されるか否かが異なります。もし「送ったよ!」メールを送信する会社から『ほしいものリスト』の一品を贈られた場合、ギフトを送った側には個人情報が公表されると思った方が良いですね。
ちなみに私は「第三者の出品の商品の発送同意書」欄にはチェックを入れておりません。同意すれば私の情報がAmazon以外にも譲渡される分、受け取れるギフトの種類も増えるのだけれど……やっぱり本名や住所がバレるのは嫌ですからね。我慢です、我慢。
設定を全て行うと、どのように表示されるか
ズバリ、こんな感じです。
『1:氏名』で記入した名前と、都道府県だけは表示されます。こればっかりは回避することが出来ません。諦めましょう。
もし『ほしいものリスト』と同じアカウントで表示を確認した場合、ギフト用住所の横に本来の住所が表示されると思います。が、安心してください。別のアカウントからアクセスすると、上の画像の通りに表示されます!
個人情報の回避は可能! でも油断は禁物!
個人情報を明かさずにAmazon『ほしいものリスト』から乞食をする方法のポイントを纏めると、
- 「受取人名」「氏名」欄にはハンドルネーム
- 「住所1」には住所を最後まで
- 「住所2」には「(本名)方」と書いて、どこの誰に届けるかを明確化
- 「電話番号」は忘れずに!
- 個人情報を絶対に明かしたくない場合は、「第三者の出品の商品の発送同意書」にチェックしない
この4点です。必ずしも、上記で全てが守られるわけではありません。ですが、自己防衛は大切です。自分でできる情報漏洩の防衛は、出来るだけやりましょう。
……さあ、話を纏めたところで一言。
プレゼントください。お願いします!
追記事(※6月20日)
『ほしいものリスト』から、ギフトを頂きました。ありがとうございます!!
実際に受け取った際に、些細なことですが新たな問題が発生したので、まとめました。良ければコチラもどうぞ。
追記事2(※10月5日)
『ほしいものリスト』で頂いたギフトを、感謝の気持ちを込めてまとめました。報告&お礼専用記事となっております。ありがとうございます。