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【10月5日追記】Amazon『ほしいものリスト』を使っている非ひとり暮らし民は、同居人への説明を徹底すべし


 どうも、束子。です。

 以前『ほしいものリスト』で個人情報を明かさずに乞食する方法を紹介しましたが、なんと先日、こんなものが届きました。

  SU、SUGEEEEEEEEEEEEEEE!!! 本当に来た!! 初めて貰った!!! 送ってくださった方、本当にありがとうございました。ローラーケシポン(ピンクのやつ)は早速使ってみたので、近々レビュー記事を書きたいと思っています。

 

 さて、実はこのギフトが届いた時、ちょっとしたハプニングがありました。私は実家住まいなのですが、受取人本人ではなく、母が荷物を受け取ったことで混乱が発生したのです。

 今回は前回の「Amazon『ほしいものリスト』で個人情報を明かさず乞食する方法 」追記事として「Amazon『ほしいものリスト』を使っている非ひとり暮らし民は、同居人への説明を徹底した方が良い話」を紹介します。

初めてAmazon『ほしいものリスト』からギフトが届いたことによる混乱

  Amazonの『ほしいものリスト』からギフトが届いたことで、一体どのような混乱が発生したのか。直後のツイートがコチラ。

 ツイートの通り。我が家は多くの現代人がお世話になっているであろうネットショッピングを、全く利用していません。数年に1度のスパンで振り返るなら、PCのセキュリティソフトの購入はします。……あと、よくよく考えれば名刺を注文することもあります。

 しかし、前者はダウンロード版ですし、後者は届く日が明確ですから、予め「◯日に名刺が届くから」と周知していました。その他のネットショッピング──例えばお取り寄せグルメを楽しむとか、ブランド品を購入するということは1度たりとも経験がないのです。

 故に、ネットショッピングサイトの代表格・Amazonとも、ほぼ無縁。私の『ほしいものリスト』の利用と熊本地震の折にKindle版『東京防災』をダウンロードしたぐらいで、家にAmazonの文字が書かれた段ボールが届いたことは一切なかったのです。

 ところがどっこいですよ。

 ある日突然届いた、Amazon段ボール。そもそも宅配便が届くこと自体が非日常・非常事態なのに、大手ネットショッピング会社から荷物が届いたら──しかも、「◯日にホニャララが届くから」と知らされてない荷物が届いたら「これ、本当にウチ宛てなのかしらん。間違っているんじゃないかしらん」と思っても仕方ありません。更にこのご時世ですから、「怪しすぎる、詐欺的なアレじゃないのかしらん」と不信に思うのも当然です。

 母はヤマト運輸のお兄さんに「誰宛てですか?」と問い掛けました。詐欺の香り漂う荷物を受け取らない為の、有効な手段です。お兄さんは住所末尾に書かれた(本名)方を読み上げます*1。読み上げられた娘の名前を聞き、母は私に「Amazonで何か買った?」と問い掛けました。

 もちろん私は、Amazonで何も買っていません。況してや「『ほしいものリスト』から荷物が届くかも!」なんて可能性も、すぐさま浮かぶことはありません。だから、つい正直に言ってしまったのです。

 「え、買ってないけど」

 誰も買ってない物が突然届いたら、そりゃあ混乱の1つや2つ起きますよ。

 

どうして『ほしいものリスト』の可能性が浮かばなかったのか

 どうして「Amazon……はっ、『ほしいものリスト』かも!」という可能性が頭に浮かばなかったのか。それは「『ほしいものリスト』から荷物が届くのは都市伝説的カリスマブロガー。もしくは『互助会』メンバーからのみ」*2だと考えていたからです。

 非常に個人的な見解ですが、見ず知らずの人に突然「欲しいものを何でも買ってあげるよ!」と言って買ってくれる人はいません。それは完全に怪しい人です。「知らない人に『お菓子でも玩具でも、なんでも買ってあげるよ』って言われても、絶対ついて行っちゃダメだからね!」とは、古より伝わる子供への注意文句です。

 これはネットの世界でも同じだと思います。見ず知らずの交流のない人を相手に、「欲しいものを言ってごらん、買ってあげるから」という人はいません。そして特に絡みのない人の『ほしいものリスト』から、喜んで送ってやろうという人も希少だと思います。

 ですから『ほしいものリスト』が活用される場面は、カリスマブロガーのファンがブロガー宛に送る場合。もしくは、はてなブログで言うところの『互助会』メンバーで、親しい間柄同士が送りあう時のみと考えていたのです。

 私はカリスマブロガーでもなければ、『互助会』とやらも無縁です。=『ほしいものリスト』から送られてくることはない。

個人情報を明かさず飽食した結果

 前記事で解説した、個人情報を明かさない方法

kimamalist.hatenablog.jp

 この通りに住所などを登録すれば、情報を晒さずギフトを受け取れることが今回証明されました。しかし、新たな問題も発覚。それは「買ってもいない商品が、謎の受取人宛に届く」ということです。

 前述の通り、購入していない商品がAmazonから届いた現象は、私と母とヤマト運輸のお兄さんを混乱させました。さらに、母とお兄さんをもっと混乱させたのは、受取人名が『きままりすと束子。』様宛てだったこと。受取人名をブログ名にするのはブロガー界隈では当たり前のことでも、世間一般で考えれば非常に奇妙です。普通は名前(本名)が入るところなのですから。何も知らない2人の戸惑いは、想像に難くありません。

 反対に私は『きままりすと束子。』で「あ!!! 嘘!?!? 『ほしいものリスト』!?!?!?」と、脊椎反射的に気付けましたけどね。

 

匿名『ほしいものリスト』の説明をするのは難しい

 無事に荷物を受け取り、開封した後。母から問われたのは「いったい誰から、なにゆえ送られてきたのか」でした。当然です。

 幸い、東日本大震災や熊本地震で、『ほしいものリスト』の活用はメディアで取り上げられていましたから。リストの存在自体と仕組みは、ネットに疎い母でも理解しています。しどろもどろになりながら説明を試みますが、これが意外と難しい

 特に困難なのが、「なぜ匿名なのか」「そもそも知り合いでもないのに、なぜ送られてくるのか」の2点。やっぱり、普通じゃないんですよね。ほしいものが送り主不明で届くのって。そして、非常に怪しいのです。

 

Amazon『ほしいものリスト』を使っている非ひとり暮らし民は、同居人への説明を事前に徹底的にしておくべし

 ひとり暮らしをしている人ならば、このような事態は絶対に発生しないでしょう。しかし、同居人がいる場合は別です。特に以下の人たち

  • 実家住まいの人
  • 親類(特に年配者)と同居している人
  • ネット飽食を知らない恋人もしくはパートナー、婚約者と同居している人

は、『ほしいものリスト』を使ったネット飽食の仕組みを、前もって説明しておいたほうが良いです。特に実家住まいの人は、余計な混乱を招く恐れがあります。

 「説明なんて面倒臭い!」「説明しても理解して貰えなさそう」という人は、宅配便が来たら必ず自分で対応することをオススメします。今回の事案のように、何も知らない母が対応したら、こんな展開になってしまいますからね。

 

追記(※10月5日)

 Amazon『ほしいものリスト』から頂いたギフトのお礼記事ができました!

kimamalist.hatenablog.jp

  今後は、こちらの記事で報告&お礼をさせていただきます。

*1:正確には読み上げようとしましたが、残念なことに私の名前は非常に読みにくいので「佐藤(仮称)……」しか声に出しませんでした

*2:災害などの非常時を除く。

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