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【率直レビュー】山形県の特産!『雪うるい』を食べてみた


ねえ、『うるい』って知ってる?(豆しば風)

 

『うるい』とは

『うるい』とは、『オオバギボウシ』という植物の「若葉の頃」の名前で、山菜として食されています。『ウリナッパ』『アマナ』『山かんぴょう』と呼ばれることもあります。

自然に生えている地域は、本州の北部から北海道の山地や草原。最近ではハウス栽培も盛んで、雪が多い地域の「冬春栽培作物」として作られています。

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画像引用元:うるい|山菜・菌茸類|山形のうまいもの|おいしい山形ホームページ

食べた時の特徴は、サクッとした歯応えと、独特のぬめり。育った葉は苦味がありますが、他の目立ったクセは全くありません。

 

山形県の特産『雪うるい』

『雪うるい』は、山形県の最上地方で栽培された特産品。

栽培方法は同じですが、ホワイトアスパラガスのように光を徹底的に遮断されて作られています。なので、普通の『うるい』に比べて、見た目は雪のように真っ白

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画像引用元:うるい|山菜・菌茸類|山形のうまいもの|おいしい山形ホームページ

光の遮断のおかげで、柔らかさが増しています。反対に、ぬめりが抑えられたので、サラダにして生で美味しく食べられるようになっています。

 

 

……以上。「おいしい山形」さんと『雪うるい』のパッケージに貼ってあったステッカーからの情報でした。ここまで書いておきながら言うことでもありませんが、文章だけでもうっすら想像は出来ます。しかし、あくまでも「うっすら」で、いまいちピンとこない

ということで、「ピンとこないなら、食べてみれば良いじゃない」の精神を持って、実際に食べてみました。

 

 『雪うるい』を実食してみた

 調理した『雪うるい』がコチラ。

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【材料】雪うるい(1パック)、お好きなドレッシング(適量)

【作り方】

  1. 『雪うるい』の根元の薄皮を剥き、水洗いする。
  2. 食べやすい大きさに切る。
  3. お好きなドレッシング(今回はゴマドレッシングを使用)を、適当にかける。

以上! まあ、簡単! 調理と言えないぐらい簡単!

 

食感の感想

食感は、非常に柔らかい。噛んだ時の繊維質感は、ほとんど感じないです。

他の野菜に例えるなら、チコリの歯応えと一番似ています。『雪うるい』の身は細く薄いので、チコリよりも柔らかい感じはあります。が、サクッと感は非常に似ていますね。

 

味の感想

味はない。「目立ったクセは全くない」と記述しましたが、クセがないどころか味がありません。根元に、ものすごく微かな苦味があるかな……? 程度で、青臭さも何もない。

ですので、ドレッシングは絶対かけましょう。

 

ぬめりの感想

葉の部分を食べると、舌の上にぬめりが広がります。

しかし、刻んだオクラのような「ネバネバ〜」な、ぬめりはありません。「お、なんか舌の上がぬめっとしてる!」と感じる程度です。

ぬめりは、根元に近ければ近いほど失われます。もしも「葉のぬめりが嫌だな」と思ったら、根元と一緒に食べると相殺されて良い感じになります。

 

うるいの栄養素

正直に申し上げて「なんだチミは!」と言いたくなる山菜・うるいですが、栄養価は高いようです。

詳しくは、以下のサイトを参照していただきたい。

www.tenki.jp

最後にレシピも紹介されているので、実際に食べる時の参考にどうぞ。

 

『雪うるい』は簡単に山菜を楽しめるからオススメ!

山菜の食べ方というと「天ぷら」「胡麻和え」「おひたし」など、ちょっと手の込んだ調理法をイメージしがちです。が、『雪うるい』は極端な話、洗ってマヨネーズつけるだけで大丈夫。手軽で身近な山菜です。

旬は5月までなので、ぜひ早春の歯応えとぬめり、「なんだチミは!」感を味わってみてください。

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