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きままりすと

気儘に言及するブログ

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保育所を増やさずに女性が活躍できる『一億総活躍社会』を政府の代わりに妄想してみた

日常の話 日常の話-問題提起 日常の話-おふざけネタ

どうも、束子。です。 

 『日本死ね!!!』ブログが投稿されて以降、何か不満があれば「◯◯死ね!!!」と軽々しく口にする傾向になりましたね。そして保育所・保育士不足問題を論点に、様々な批評が集まるようになりました。

もはや知らない人はいないと思いますが、国を巻き込んだ炎上記事はコチラ。

anond.hatelabo.jp

はてブ数2174って、すごいですね。コメントも賛否両論、読んでいて飽きません。

 

しかし「日本死ね!!!」と叫び、国会前でデモを起こしたところで、保育所や保育士が増えることはありません。 

今回は「保育所を増やさずに女性が活躍できる『一億総活躍社会』」の妄想、「なぜ保育所・保育士が増えないのか」の考察。「母親と政府で異なる価値観」についてを書き殴っていきたいと思います。この記事は『自己責任アニメ』ならぬ『自己責任記事』です。不愉快になっても、当局は一切責任を負いません。

 

保育所を増やさずに女性が活躍できる『一億総活躍社会』

早速、タイトルの話題。保育所を増やさずに女性が活躍できる『一億総活躍社会』って、どんな社会なのでしょう。現実的・非現実的関係なしに、妄想してみました。

 

子育てをしながら仕事を出来るようにする

見出しの付け方が下手すぎて「それが出来ないから、『日本死ね!!!』って言ってんでしょ!?」と、ヒステリックを起こされそうです。がしかし、私がここで言う「子育てをしながら」は、「子供を保育園に預けて仕事をする」という意味ではありません。

 

例えばパートでレジ打ちをする時、背中で子供をあやしながら「お会計が、3,980円です」とお金を徴収する。

例えばコールセンターの仕事をする時、子供におやつを与えながら「お電話ありがとうございます、こちら◯◯サポートセンターです」と対応する。

例えば派遣で事務仕事をする時、子供を背中であやし、ご飯を与え、昼寝をさせておやつを食べさせ、ぐずったら泣き止ませながら作業をこなす。

 

文字通り「子育てをしながら仕事をする」のです。子育てをしながら業務が出来れば、わざわざ保育所を建設する必要はありません。当然、周囲の理解は必要になります。が、女性が子育てをしながら、労働で社会貢献しているのですから。理解を示すのもまた、当然となるでしょう。

 

男性と女性の立場を逆転する

現在、女性の立場は変化しつつあります。「子供を産む機械」から「子供を産み育て働く機械」です。

「産む」「育てる」「働く」そして「家事もやる」となったら、男性は何をするのでしょう。女の身一つで何もかもやり切れてしまったら「男は種だけ提供してくれたら宜しい存在」となってしまいます。そうなれば、大半の男は邪魔者です。女性は種が選べるなら「イケメンで高身長・高学歴の、優秀な種が欲しい」と思うはずですから。その辺の男より、種バンクに走るでしょう。

女性を種バンクに走らせない為には、男女の立場を逆転させるしかありません。『男女逆転社会』……つまり、女性は子供を産み落とした後、家庭を顧みずにバリバリ働く。台所にも立たない、ただ金を家に入れるだけ。その代わり男性は専業主夫で、子育てと家事だけ行えば良いのです。そうすれば、保育所も保健所も作る必要はありません。男性は女性に比べて体力がありますから、子育ても家事も力強く熟してくれて、万事解決です。

 

ただしこの案、シングルマザーには厳しい環境です。それに女性の仕事先が低賃金であれば、男性は子育てをしながら働かなくてはならないので、あまり現実的ではないのかも……。

 

夫が年収3,000万円以上稼ぐor国が年額1,000万円支給する

家庭もシングルマザーも幸せになる方法は、もうコレしかないでしょう。です。

金があれば、収入が十分にあれば、子供を保育所に預けて働こうなんて考えません。女性は子育てと家事で総活躍します。夫の年収が3,000万円あれば、3人の子供を養うことあ出来るでしょう。シングルマザーなら、年額1,000万の補助金があれば、1人の子供を余裕を持って育てられる筈です。

 

そもそも、なぜ保育所・保育士が増えないのか

実は保育園数は増えてる

「保育園が足りない!」と叫ばれていますが、内閣府の話だと増えているそうです。

分かりやすい解説はコチラ。

www.komazaki.net

「子ども子育て新制度」のおかげで税金の一部が当てがわれるようになり、施設数が劇的に増えたわけです。でも、この新制度で解決したのは、地方の保育所不足だけと言っても過言ではないでしょう。大都市圏内に住む待機児童数が多いことが、何よりの証拠です。

 

なぜ大都市圏内の待機児童数が減らないのか

予測でしかありませんが、認可保育所の人気がめちゃくちゃ高いからではないでしょうか。

認可保育所と無認可保育所の違い

両者のもっとも異なる点は、国や自治体から認可されているか否かです。

国から認可されている『認可保育園』は、国から補助金が支給されています。反対に無認可保育所は補助金を受け取っていません。この補助金の有無が、保育料に反映されています。

つまり、

  • 認可保育所=補助金のおかげで安い。自治体にもよるが、2人合わせて月額4万円弱のところもある。
  • 無認可保育所=補助金がないから高い。月額9万〜13万円*1ほど。

ということです。家計が厳しい家庭やシングルマザーの人は、出来れば安い認可保育所に入れたい! と思うのは当然です。

また、無認可保育所での事故・事件が一時期に多発。現在でも時々問題が取り沙汰されますから、認可保育所に我が子を入れたいという気持ちは理解できます。

 

なぜ大都市圏では認可保育所不足なのか

認可保育所がないなら、建てれば良いじゃない! くっだらないことに税金使ったり、老人や在日外国人にばら撒かないでさぁ! ……というのが、都市部に住む母親たちの主張だと思います。

しかしそうホイホイと、歯科医院のように乱立できないのが現実です。

保育所乱立計画に立ちはだかる壁

前述の「なぜ保育所・保育士が増えないのか」内のリンク先にも記されている通り、保育所乱立計画の前には『ウォール・予算』『ウォール・自治体』『ウォール・物件』の3つの壁が立ちはだかっています。

合わせてコチラの東洋経済ONLINEの記事を読んでいただくと、よく分かると思います。

toyokeizai.net

両記事とも経営者目線、経営者+利用者目線で書かれているので、素人の話よりもずっと有益な情報です。

 

さらに付け加えるとするなら、もう一つ壁があります。

ウォール・騒音問題

もはや国とか自治体とか、保育士が確保できないとかの問題ではありません。

www.asahi.com

www.sankei.com

matome.naver.jp

もちろん子供の安全を配慮しての反対もありますが、もっとも大きく声が上がっているのは「子供の声が騒音」という、なんとも悲しい訴えです。そのほとんどが、高齢者から挙げられています。

「高齢者から」と言っても、定年退職を迎えて年金で生活する老人たちがばかりが「ギャーギャーギャーギャーうるさいんじゃボケェ! 静かな老後を犯しよって、この腐れ保育所がぁ!!」と言っているわけではありません。コチラでも呟かれていますが、

togetter.com

単に老人の人口が増えてしまったが故に、声も大きく聞こえているだけです。

 

母親と政府で異なる価値観

認可保育所が足りない。でも、おいそれと建てるわけにもいかない。──もどかしいジレンマはよく分かります。しかしそんなジレンマを、どうにかするのが政府の役目だと思います。

けれども現実では、野次を含めてdisる議員ばかり。直近(2016年3月17日)のdisり騒動は、コチラでしょうか。

www.huffingtonpost.jp

よくもまあ、「便所の落書き」などと言う冒険を思いつくものです。もしかして××器が書いた「便所の落書き」と思っているのかな。そして議員のHPに書かれたコチラ

単に待機児童を減らすための箱物を増やすだけではなく、就学前の子供達に人生の礎となる質の高い教育・保育を、いかに与えるのか。
保護者・施設関係者はもとより、区・都・国が一体となって真剣に考えなければなりません。
すべての女性が真に光り輝く杉並区の実現のために、父親の積極的な育児参加を促すなど、今こそ家族の力も見直すことが必要でしょう。
高齢者についても同様です。

杉並区議員 田中ゆうたろう公式ホームページより引用)

学がない私には正しく意味を捉えることが出来ないのですが、これは主に女性票を獲得したいが故の、いわゆる票乞食根性から生まれた、ご立派な一文ではないのでしょうか。

 

あとは、この辺ですね。

www.huffingtonpost.jp

この中学校長の発言が報道された時、似たようなことを成人式で言ってた奴がいたよな……と、思い出しました。

コチラです。

mainichi.jp

中学校長と浦安市長の発言を合わせると、彼らの主張が一層明確に見えます。

「これまで結婚適齢期というのはあったが、少子化で日本産科婦人科学会(日産婦)は出産適齢期ということを若い皆さんに伝えようと努力し始めている。18〜26歳を指すそうだ」と述べた。

成人式:「出産適齢期の皆さんに期待」浦安市長 - 毎日新聞より引用)

「女性が、こどもを二人以上産み、育て上げると、無料で国立大学の望む学部を能力に応じて入学し、卒業できる権利を与えたら良い」と言った人がいますが、私も賛成です。子育てのあと、大学で学び医師や弁護士、学校の先生、看護師などの専門職に就けば良いのです。子育ては、それ程価値のあることなのです。

大阪の中学校長「女性にとって最も大切なことは子供を2人以上産むこと」(発言詳報)より引用)

つまり「最低でも18歳までに身ごもり出産。子供を2人育てるまでは、社会に出て働くんじゃねぇ」ということですね。よく分かります。

「育て上げる」というのが、義務教育を終えるまでなのか、高校を卒業するまでなのか、大学を出て社会人になるまでなのか、分かりかねますが。仮に高校卒業(18歳)を「育てきった」とすると……年子の2人が無事に卒業した時点で、母親は37〜45歳*2。その後4年生の大学で学び、資格を取り、卒業して仕事に就くとなると……41〜49歳を迎えて、初めて職に就けます。もし医者や弁護士などの道を選べば、社会人デビューの瞬間は更に遠のきます。

41〜49歳で専門職の求人ってあるんでしょうか。パートならあるのかな。ちょっと疑問です。

 

女は「子供を産む機械」から「子供を産んで育てて働く機械」に進化……かと思ったら、結局「子供を産む機械」でしかなかった

結局ね、「子供を産む機械」なんですよ。

www.sankei.com

 

いっそのこと票乞食な政治家の皆々様は、今こそ正直に「これまで女性票とママさん票欲しさに『女性が輝ける社会』だの、『子育て支援』だのと耳障りの良い言葉を並べてきました。しかし『子供を産む機械』でしかないにも関わらずヘイトスピーチを繰り返し、『日本死ね!!!』と声を挙げるなら、貴女方へ充てるはずの予算を全て高齢者に回します。だって、高齢者票の方が多いし大事だもーん!」と宣言すれば良いと思います。どうせ「ちっ……黙って家庭に引きこもってりゃあ良いのによぉ」とか考えてるんですから。本心では。

 

ちなみに安倍総理、ラジオでこんなこと言ってますが 

www.sankei.com

ご自身は子育てに参加しないどころか、子供がいません。どぎゃーん。

 

*1:無認可保育所に通園させている保護者に対して、独自の補助金(月額9千円〜3万円ほど)を支払う自治体も存在します。

*2:出産適齢期・18〜26歳で計算しています

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