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きままりすと

気儘に言及するブログ

きままりすと

人との縁は意外なところで再び繋がってくる

どのジャンルに入れていいか分からない程の雑記

 どうも、束子。です。

 今日は誰の何の身にもならない、とても雑記。

 この呟きについての、補足的な記事です。

 

きっかけはLINEの表記変え

 みなさんは、LINEでの名前って何にしていますか? フルネームか、名前だけか、苗字だけか、あだ名か……。恐らく、大半の人が本名に因んだ表記にしていると思います。

 しかし私、束子。は「名前+ツイッターで使ってた名前の一部」を採用していました。長さにして、ここ4年ほど。理由は明快です。主にツイッターで出会ったオタクな人しか、LINEの友達に登録されていなかったからです。数少ないリアルな友人もオタクだったので、なんら問題はありませんでした。「寂しいやつだなあ」なんてコメントは聞こえません。だってみんな、そんなもんでしょ? 実は。

 

 唯一問題があった瞬間は、前職でLINEのIDを交換した時ぐらいです。周りは総じて年上の、しかもママさんたちが多かったものですから。「えっ……これ、名前の後ろに付いてるの何? なんて読めば良いの?」なんて言われて、「いや、そこはその、読まなくても問題ありません。大丈夫です!」と何が大丈夫なのか分からない珍回答を、しどろもどろに発したのが良い思い出です。

 特に「なんて読めば……?」と戸惑われたのは、新人研修の時でした。職場でID交換をした頃は半年以上の月日が流れて、やっと交換に応じたので、ある程度「束子。はオタクである」という認識がありました。なので、妙な表記もスルーしてもらえました。

 しかし、新人研修は違います。3日間です。3日間でオタクであるということを認知させることが出来るでしょうか。グッズを一切身につけず、趣味も「うーん、あまりないのですが……しいて言うなら、読書ですかね。東野圭吾とか読みますよ」という若人が、実は漫画アニメ大好きな、しかも腐敗臭が漂っちゃってる女子だと。分かるでしょうか……いや、分かるまい。ちなみに、東野圭吾は「流星の絆」しか読んでません。

 

 戸惑われはしたものの、支障が出たのはその一回きりでした。新人研修仲間とも各々の配属先に飛ばされて、多忙さとパイセンからのいびりの波に飲まれると、自然と連絡はなくなり疎遠になりました。幸い私の配属先にはいびりパイセンはいませんでしたけれども、他の人はなかなかにエグかったらしいです。

 

 そして月日は更に流れ、現在。表記を「名前+ツイッターで使っていた名前の一部」から「ほんみょう」に変えました。理由はこれまた明快です、LINEの利用目的を「遊び人」から「商売人」にシフトチェンジしたからです。オタク友達に本名がバレる危険性はありましたが、背に腹は変えられません。

 表記を「ほんみょう」にして5日後。突然、こんなメッセージが届きました。

 

「もしかして、××に来てくださった、たわし。さんですか? 突然の失礼なメッセージ、すみません」

 

いいえ、たわし。違いです。

 突然のメッセージは、新人研修でID交換をした1人でした。便宜上、田中さん(仮称)とします。

 田中さんからメッセージが来た時、私は一瞬「え、誰?」と思いました。非常に申し訳ない話ですが、正直な話、すっかり忘れていたのです。田中さんの存在を。というか、あの新人研修に参加していた人たちは、同じ配属先だった人以外まったく覚えていません。ぼんやり、この人はママさんだったな、この人は独身だったな、ぐらいです。

 しかし幸いにも名前を見て、新人研修仲間で作ったグループを見て、「ああ、あの時の人か」と直ぐに思い出すことが出来ました。と言っても配属先と1児の母だったな、という情報のみ。この記事を書きながら、ぼんやりと「そういえば割と直ぐ最初の配属先を辞めた人だっけ……?」と、記憶が蘇った程度の、あっさりした情報でした。

 

 田中さんの言う「××」に聞き覚えがありませんでした。××とは何ぞや、そんなところ行ったかしらん。考えても考えても、答えは見つかりません。当然です、行っていないのですから。

 私は少しの申し訳なさと多大な気まずさを胸に、田中さんに返信をしました。「大変申し訳ないのですが、私は(派遣会社名)で一緒だったたわし。です。××には行っていないので、たわし。違いです」

 返信は思いの外、早く来ました。謝罪から始まり、お久しぶりです! を中継し、お元気ですか? で締めるメッセージに無難な答えを示し、お返しと言わんばかりに鸚鵡返しのような質問をしました。似たような返答を頂いた後は、自然と近況の報告会になりました。そう、仕事の話です。

 

仕事を辞めるということ、好きなことを仕事にするということ

 田中さんは2つ目の配属先を「破天荒な新人による人間関係の崩壊」で辞した後、学生時代から続けていたダンスを教え、子供の心のケアを施す仕事に4月から就くということでした。医療事務員の仕事はやりがいはあるけれど、やはり多忙さと働く人の性質が彼女には合わなかったようです。

 そんな田中さんに比べて、私は無職です。ここで見栄を張って「大手企業の事務員をやってます」とくだらない嘘を吐いても良かったのですが、どうせボロが出るので「無職です」と答えました。「無職だけど、文章を書くことやってます」と正直に言いました。嘘ではありません。明言はまだしていませんが、ブログ以外でも文章は書いてます。

 「文章を書いてます」発言に田中さんは、やたらいい反応を示しました。どれぐらいいい反応かというと「えーーーー!? 本当に!? えーーーー!! すごい!!!」という、ちょっと引くぐらいの反応です。戸惑いつつ「そんなに凄くない」と田中さんの発言をやんわり否定しましたが、彼女にとっては物凄いことだったのです。

 

 何故なら田中さんは、実は「文章を書くのが大好きで、文章を書く仕事がしたい」と思っていたからです。

 

 田中さんが執筆をすることが好きだなんて、初めて知りました。当然です。新人研修3日間で私のオタク性が露見しなかったように、彼女の執筆好きが露見しなかっただけなのですから。

 もちろん私は「文章を書くのが好き」だからやっているので、彼女のカミングアウトに同調の意を表明しました。田中さんもですか〜私も文章を書くのが好きなんです〜云々。すると田中さんは私を羨ましがった後、とんでもないことを言い出したのです。

 

「ちょっとたわし。さんのお話聞きたいので、会ってくれませんか!?」

 

本音「え、いやだよ」

 本音は嫌です。だって……何話すんですか。私が話せることなんかありませんよ。むしろ私が話し聞きたいわ。その道に通づる人から。ましてや、まだ思い出してないからね。田中さんの顔。知らないなら未だしも、覚えてない人と会うってどうなの、失礼すぎるだろ。

 ──と瞬時に考えた私。田中さんからのお誘いに「イエス」を表明しました。入力ミスではありません、「イエス」です。本音は「いや」ですが、好き嫌いはよくありません。誰かに会って話を聞いたり、話をしたりするのも大事なことなのです。って、いま読んでる本に書いてあった。

 それに何より田中さんの話を聞く限り、彼女はクラウドソーシングの存在も、ブログが収益になるという事実も知らないようなのです。それは実に勿体無いことです。

 

人との縁は意外なところで再び繋がってくる

 勿体無いと言っても、別に「クラウドソーシングはいいぞ」とか、「ブログ飯はいいぞ」とか言うつもりはありません。なんせ私自身、その2つではあまり良い収益は出せていませんから。特に後者。

 じゃあなんで勿体無いのかというと、彼女の書きたがっている案件がクラウドソーシングにゴロゴロあるのが1つ。もう1つは彼女がすでにブログを運営していて、ネタ的には美味しいだろうに「あんまり書いても迷惑かなと思って……」などという寝言を言っているからです。ブログ更新を遠慮してる人を、私は初めて見ました。どうすんだよ、多更新の人……。

 それに純粋に「文章を書くのが好き」という人に会ってみたい、というのも珍しく誘いに乗った理由の1つだったりします。同人誌で漫画は描けないから小説書くって人には何人も会いましたが、「執筆行為」が好きな人は初めてです。しかも、以前知り合った人ですからね。たわし。さん違いのメッセージが、こんな風に発展するとは……これも何かの縁なのかもしれません。

 

 ということで、来月の話ですが田中さんと会ってきます。まだ顔、思い出せてないけど。それまでには、もう少し胸を張って「物書きだぜ、いえーい」と言える人間になっていたいなと思いました。あれ、作文?

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