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きままりすと

気儘に言及するブログ

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クラウドソーシング ”は” 悪ではない 〜「クラウドソーシングは本当に魔の巣窟なのか」延長戦!〜

インターネットの話 インターネットの話-話題になっているネタについての話 日常の話 日常の話-仕事の話

どうも、束子。です。 

以前書いたコチラの記事

kimamalist.hatenablog.jp

いろいろ好き勝手書いた結果、微妙な誤解を受けたり招いたりしたみたいなので、今日は延長戦記事です。

 

クラウドソーシングの ”サービスは” 魔ではない

クラウドソーシングのサービスは素晴らしい。

サービスを利用したことがない人も、利用していた人も、現在進行形で使用している人も、全員の共通認識は「クラウドソーシングってサービスは便利で画期的なもの」だと思います。

なので、否定派のほとんどはサービスに関して言及しているわけではない……はず。全ての記事を読んだわけではないので断言できませんが、大概が「案件が安い」「労力と賃金が釣り合わない」って主張でしょう。まあ、中には「手数料が高い」って主張もありますけれども。手数料に関しては、文句を言うのが間違いです。この件に関しては後述します。

 

前回も散々書きましたが、サービスはすごく良い。まさに、外で働けない人の味方です。

「外で働けない人ってどんな人よ」と言う人向けに、例を挙げると

  • 子育てと家事に追われ、しかも保育園に預けられない所為で「日本しね!」と勢いよく叫んじゃう主婦および主夫
  • 子育てには追われていないけど、特別な理由(何らかの持病がある、親の面倒などで突発的に拘束時間が発生するetc……)でパートや正社員では働けない。働けても会社に多大なる迷惑をかける恐れがある主婦および主夫
  • 定年退職後も仕事をしたいのに、年齢的・身体的に雇用がない人
  • 年齢的・身体的に問題がないのに雇用がない人
  • 年齢的には問題ないけど、特別な理由(何らかの持病がある、不慮の事故で大きな怪我を負ったetc……)で働けない人

などなど。あと、外では働けるけど

  • 家の方針などでバイトができない学生
  • 収入にプラスαしたいけど、規則でWワークできない社会人

の味方でもあるのかな。特に学生。

私が専門学校生の頃。家のルール的には問題ないけど、通学時間の問題でバイトができない子がいまして。その子は金欲しさに、ポケットティッシュに広告入れる仕事とか、ボールペンを組み立てる『THE 副業』でお小遣い稼いでました。あの時代に、もっとネットビジネスひいてはクラウドソーシングが発達してたらなぁって思います。きっと、彼女はもっと楽だっただろうなって。

 

「クラウドソーシングに文句言う人は、使い方が下手」説

これを言うと、そのまま自分にすごい勢いで帰って来ちゃうんですけど……でも恐れずに言えば、クラウドソーシング否定派の多くは利用の仕方が下手なんだと思います。

 

何度も言いますが、サービスは良いんですよ。だから「じゃあ、使わなきゃ良いじゃん。サービスが不満なら」って言われると、ちょっと引っ掛かる部分が出てくる。いやいや、サービスじゃないんだよ。不満なのはって。そこじゃないんだよって。

めちゃくちゃ大雑把に言うと「会社には不満がない。あるのは給料体系と上司である」って感じなのかな。一般企業で言うなら、会社の雰囲気や理念は良いんですよ。ただ給料は低いし、残業代や交通費・賞与は雀の涙だし、上司は話聞かなくて仕事押し付けてくるから不満。……みたいな。この感覚に近い。

一般企業とクラウドソーシングの違うところは、後者は簡単に辞められるところです。でも、簡単に辞められるからこそ「ステップアップに繋がらない」部分もある。普通に会社員やっていてそれなりに成績を残していれば、立場って自ずと変わっていきますよね。クラウドソーシングでも同じです。それなりに良い評価をされれば、報酬は自ずと変わります。

 

じゃあ、なんで「案件が安い」「労力と賃金が釣り合わない」って主張する人がいるかと言えば、「すぐ辞められる」以外に「副業」の意味を忘れているからです。

安いのなんて、当たり前なんですよ。よくよく考えてみれば。会員数欲しさに「月20万稼げます! クラウドソーシングだけで生活できます!」って謳ってはいますけど、始まりは「ネットでやる副業」なんですよね。クラウドソーシングって。

副業ってことは、「ポケットティッシュの広告入れ」「ボールペンの組み立て」「造花の製作」「広告を折って各家庭のポストに配布」と同じなんです。面倒臭いし疲れる割に、単価はめちゃめちゃ安い。「ポケットティッシュの広告入れ」で生計立ててる人っています? 月20万稼いで、生活する人。私は聞いたことがありません。

賃金の安さが不満なら、契約を更新しなければ良い。サービス自体の利用停止じゃなくて、契約を継続しなければ良いだけ。そして、別の「これ良さそうだな」って案件に飛びつけば良いだけなんです。あくまで副業なんだから、最初からクラウドソーシングで飯食おうって考えなければ気は楽です。

※手数料に文句を言う人はお門違い

「手数料で引かれる部分が多い」っていう人がいますけど、それは大きな間違いです。

普通なら自らの営業で仕事を獲得するところを、クラウドワーカーはクラウドソーシング会社にやってもらってるわけですよ。質の良し悪しは別にして、仕事を獲得してるのはクラウドソーシングなわけです。

つまり、手数料は「営業代」なんです*1。なので、ムカついても多額の値段を引かれるのは我慢しましょう。私たちは営業してないんですから。

 

クラウドソーシングの話題でライターがクローズアップされる件

これは、一言で解決します。「やっている人が多い」から。

デザインやC言語を勉強している人と、日本語を勉強している人。我が日本国ではどちらが多いですか? ……つまり、そういうことです。

やっている人が多い案件の多くが『0.1円』代だから、不満の数も多い

1つのアプリ関連システムを組んで100,000円の案件を受ける10人と、10,000文字の記事を書いて1,000円の案件を受ける1,000人。どちらの不満が多いでしょうか。……つまり、そういうことです。

 

ライターは夢がないのか

夢はある。

というか、誰もが夢を持って始めた筈なんですよね。きっかけは何でも良いんですけど。例えばイケハヤ氏とか、はあちゅう氏とか。ヨッピー氏とか、ARuFa氏とか。けいろー氏とかヒトデ氏とかフミコフミオ氏とか。とにかく誰かの文章や記事を読んで惚れ込んで、そして自分も文章を書くのが好きだから、ライターやブロガーを目指すんだと思います。

なので、今回のクラウドソーシング騒動で「ライターは儲かんない夢のない職業だ」と考えられると、非常に悲しくなります。そんなことは決してないよ、と。

正直に申し上げれば、私だってヨッピー氏やけいろー氏たちに憧れて「将来的には寄稿したりブログでおまんま食べたい!」と思ってブログなんぞを始めたクチです。夢や憧れがなければ、ブログなんて始めていませんでした。そして、文章を綴る楽しさを再確認することもなかったでしょう。

 

ライターという職に夢はあります。漫画家の職に夢があるのと同じです。

ただ、私が前回の記事で「クラウドソーシングはライターにとって魔の巣窟」と言い切ったのは、クラウドソーシング内で真のライター案件を探すのは藁山から針を見つけるのに等しいと考えるからなのです。

クラウドソーシング内のライター案件は、キュレーションサイト……つまり「まとめ記事」に関するもので溢れています。

キュレーターとライターは違います。月20万を稼ぐキュレーターになりたいならクラウドソーシングは絶好の場でしょう。でも、月20万を稼ぐライターになりたいなら、活動の場は変えたほうが懸命です。

 

2016年3月4日 場外乱闘しました!

kimamalist.hatenablog.jp

 キュレーターを辞した具体的な理由を、明け透けに語ってみました。

*1:もちろんサイト運営費も含まれています。

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