きままりすと

気儘に言及するブログ

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「あぁー!」と叫びながら思い出をポリ袋に打ち込んだ話



昨日上げ損なった話。


どうも、束子。です。こんばんは。
突然ですが、皆さんが「こりゃあ捨てられないな」と思うものはなんでしょうか。
手紙、洋服、人形、給料明細。写真のネガ、子供の時の思い出の服、エトセトラ。人によって様々だとは思いますが、まあ大体似たり寄ったりな代物だと思います。
minimalist-fudeko.com

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検索してみると、こんな調査結果もあるんですね。なるほど、やっぱり捨て難いよなあ。分かる、分かる。




かく言う私、束子。も、なかなかに物を捨てられない人種です。
どうしても溜め込んでしまう。
もう趣味じゃないし着ないだろうなと思っても「いや、もしかしたら部屋着として着るかもしれん」と言ってタンスの奥にしまい込んだり。「もしかしたら、また読むかもしれない」と本を……特に漫画を溜め込み。「もしかしたら売れるかもしれない!」と言って、人形やら、中古業者が買い取ってくれそうな品々を保管しておく。もう正に、筆子ジャーナルさんがランキングにした『典型的な理由』を、条件反射のように口にする人間なのです。


しかし、「じゃあそれ、本当に捨てられないの?墓まで持って行くんか?んん?」と問われると、いやあ別にそこまでじゃないなあと気付くものです。

捨てられないと思うのは、筆子ジャーナルさんの言う通り”思い込み”でしかないのですよ。
極論、
- 着るかもしれない=着ない
- 読むかもしれない=読まない
なのです。
更に言えば、使うかもしれない=使わないでもあります。


だって、もし本当に「かもしれない」が現実になるとしたら、とっくに使ったり読んだり着たりしてますもの。
少なくとも、1年以上利用してなければ、処分対象にしたほうがいいです。じゃないと、ヤバい。溜まっちゃって。一苦労ですよ。経験者は語る。


特に大変なのが、年賀状や葉書の類
あれ?洋服じゃないの?と思いになるかもしれません。この流れだとね、洋服か本かって感じでしょう。
いや、服も大変ですよ。捨てるの。悩みに悩んで捨てますもん。
あと今回ガチで初めて手を付けたんですが、幼少期に履いてた靴。
捨てるの超絶しんどかった……。

だがしかし、束子。の中で捨てられない&捨てるの大変ベスト1はダントツ『年賀状&手紙』です。

どの辺が大変って、まず精神にくる。ゴリゴリ。
なんたって、誰かが自分に向けて綴ってくれた文章ですからね。それを無残にも捨ててしまうとなると……心苦しいです。特に内容を読んでしまった日にはね、手なんか付けられませんよ。

それに、なんといっても個人情報の塊です。
自分の住所にも当然気を遣いますが、相手の住所にも配慮せねばなりません。少なくとも、私は配慮してます。このご時世、どこから漏れるか分からないですからね。
住所の載ってるところを、一枚一枚切り刻んで行く……これほど心と手にダメージを与えるものはありません。


でも、一思いにビリッと破っちゃえば、その後は案外ビリビリと躊躇いなく破棄出来るものです。
変に思い出に浸って読み返しちゃダメです。捨てられなくなる。


手紙の次に大変だったのは、人形と玩具です。
やっぱり思い入れがありますし、何より親に買い与えてもらったっていうのがね……ゴリゴリ来るんですわ。
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玩具とかね、目にした途端「懐かしー!!」連呼っすわ。うわ、天使っちじゃん!!とかね。とりあえず叫んで、ボタンを押してみたりしてね。当然反応なんかしないけど。


こういうのもね、振り返っちゃダメですよ。
だって、いつ使うの?……分かんないでしょう。
もう、1年以上使わなかったら処分対象なんです。それが10年以上使ってなければ……捨てるしかないじゃない!!

ということで、「あー!サヨナラー!!うわーん!!」と絶叫しながら廃棄袋に投げ込む束子。なのでした。


捨てられない民よ、(いちいち感傷に浸って)過去を振り返るな。
不要な品と脂肪は溜めるな、思い出の記憶と金だけ貯めろ。

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